2018年3月 冊子・富士山御殿場口の自然環境と課題
御殿場口の火山高原は植樹活動により外来種を含む非在来植物が激増するという極めて深刻な状態であることから、当会は平成27年度より、御殿場市環境課との市民協働型まちづくり事業として、御殿場口周辺の自然環境調査と侵入植物の駆除に取り組んできました。この冊子(A4版 64ページ)は、御殿場口周辺の自然を正しく理解し、課題を明確にすることを目的に、御殿場口および周辺地域の過去の記録と3年間の調査を基に作成し、資料として富士山の森林、草原、歴史なども掲載しています。侵入植物の駆除には長期の取り組みが必要です。御殿場口の自然環境を守るためにはどうしたらよいか、どのように自然と関わるべきかを考える上で、本書がその一助になることを願っています。
冊子は1000部印刷し、御殿場市および市民活動支援センターなどにより平成29年度内に約900部が配布されました。(新聞記事・静岡新聞 日韓静岡 岳麓新聞)