2014年10月21日 赤谷プロジェクト現地見学リポート
赤谷プロジェクトは地域住民(赤谷プロジェクト地域協議会)と日本自然保護協会、林野庁関東森林管理局が協働で森林の生物多様性復元と持続的な地域づくりに取り組んでおり、私たちNPOと同じ目的の先進プロジェクトてす。プロジェクトの総合事務局の日本自然保護協会を通じて林野庁関東森林管理局赤谷森林ふれあい推進センターに自然林復元の現地見学をお願いしました。カラマツとスギの人工林を幾通りかの方法で伐採し、現在は経過を観察しているところです。スギの人工林を大面積で伐採した部分では隣接する天然林との境界部分に陰樹が成長できる環境がみられました。50台以上のセンサーカメラによる動物調査、コウモリを多様性復元状況の目安と位置づけて生息状況を観察するなど、事業の運営方法などとともに、わたしたちの生物多様性復元の取り組みの貴重な参考となりました。