2019年2月 地元企業への事業支援記録
この事業(日立ハイテクサイエンス小山事業所 生物多様性プロジェクト)は事業所敷地内の人工林を伐採し、雑木林などの森づくりにより生物多様性を創出するもので、研究施設としては日本初のJHEP認証を取得したものです。
2015年、当会は小山町からの要請を受け、プロジェクトに協力することを決定し、2016年に区域ごとに伐採前の植物相調査を開始、2016年、2017年に野鳥の生息調査、2017年に動物調査を行い基礎データとしました。その間、当会は生物多様性創出のため様々な提案をしてきましたが、残念なことに提案が受け入れられることなく事業が進んだため、平成30年度で支援を終了することにしました。支援事業としては失敗に終わりましたが、麓の自然環境について貴重な記録を得ることができました。
「日立ハイテクサイエンス小山事業所 生物多様性プロジェクトへの支援・事業報告書」は巻末に再編収録しました。