2019年2月 ウラジロモミ人工林の混交林化計画 中間報告

  この事業はNPO法人富士山クラブの協定林内のウラジロモミ人工林を効率良く混交林化するための実験的な事業であり、当会メンバーが2008年から富士山クラブの森林保全プロジェクトとして協定林の管理を担当したことから、2014年に協働事業として計画されたものです。事業は当会学術顧問の渡辺定元博士の指導と静岡森林管理署の協力により進めており、2018年12月に間伐が完了しました。
 計画は、二次林の境界部分のウラジロモミを間引きする。ウラジロモミ林の林間に点在する落葉高木の成長、枝張りを促すため周辺のウラジロモミを伐採する。直径10~15m程度の空間を複数創出し、落葉広葉樹の植栽、埋土種子の芽吹き、撹乱により種子発芽を促す等により、多様性を復元する試みを行い、経過を観察するものです。

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