2017年2月 御殿場口雪代堆積地の植生調査と侵入植物除去活動
御殿場口での植樹活動は、当初、麓の雑草を持ち込まないようにするため、苗の土を落とし、ピートモス(園芸用培養土)を利用するなどの対策がとられましたが、2000年代になり、植栽活動を行っている一部の団体がポット苗と土壌改良を目的とした肥料などを持ち込んだことにより帰化植物を含む非在来植物が激増しました。2014年11月、県から当会に御殿場口の外来植物についての情報提供の要請があり、当会は県に対し現状を説明するとともに植栽活動を行う関係者間の問題共有を図ることを要望しました。県は、2014年12月、情報交換会を開催、各団体間に侵入植物の問題が共有され、対策が必要であることを確認しました。当会は侵入植物の調査と駆除への取り組みを開始しました。(新聞記事・「富士山の生態系守る」静岡新聞 2016.8.11)