2014年6月14日 旧水ヶ塚遊歩道・東臼塚予備調査
東臼塚遊歩道は1996年(平成8年)の 台風によって散策路が風倒木で塞がれたため通行不能となり、コースを整備してきた沼津営林署の 廃止などもあり周遊コースは再開されることなく現在に至っています。コース上に年代が異なる溶岩流や寄生火山が存在するため森林も変化に富み、多くの野鳥が生息しています。ここには富士山の中腹には珍しい貴重な草原と植生がありますが、コウリンカなどの希少種は鹿に食べられてしまいすでに見られなくなり、イワシモツケも消滅寸前となってしまいました。この貴重な植生をニホンジカから保護する必要性を痛感しました。