会員の皆さまへ 2024年7月1日
NPO法人富士山ホシガラスの会講演会
「富士山と野鳥」
日本野鳥の会第一回探鳥会90周年
7月14日(日) 10時より 市民会館3階 第5・6会議室
講師 日本野鳥の会東富士前代表 菅 常雄
講師プロフィール
1948年生まれ 小山町出身
?NPO法人富士山ホシガラスの会副理事長?
富士山自然誌研究会幹事
?静岡県野鳥愛護協会前会長
2015年 自然公園関係功労者環境大臣表彰?
2017年 公益財団法人日本鳥類保護連盟総裁賞
日本の自然保護運動の先駆けといわれる日本野鳥の会第一回探鳥会について
かつて富士山に野鳥が多いことは全国的に知られており、明治時代に外国の研究者による調査が行われました。昭和になり、農林省の鳥類学者内田清之助博士により本格的な調査が行われました。
そのような中で、日本の自然文学の先駆者中西悟堂が日本野鳥の会を創設し、1934年、第一回探鳥会が須走口で行われました。中西悟堂の呼びかけに、北原白秋、柳田國男、金田一京助など、多くの文化人が参加しました。御殿場駅に下り立った彼らはその場で聞いたクロツグミの囀りに感激したと伝えられています。
多くの記者が集まったというこの歴史的な探鳥会は地元市民にも大きな影響を残しました。
かつて中西悟堂と富士山麓を歩いた講師が富士山と野鳥にまつわるこれらのできごとと、御殿場口から幕岩にかけて生息、育雛する野鳥を最新の観察記録と写真で紹介します。また、今年撮影されたサンコウチョウの映像なども紹介します。
一般公開の講演会です。
会員以外の皆さんをお誘いしてご参加ください。
また、人数を把握するため参加者数を事務局にご連絡ください。
コロナ再流行のため、マスクの着用をお願いします。
この講演会は、今年度で5年目となる「御殿場市富士山環境保全・教育推進事業」として実施いたします。